第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
赤司「いつ探しても見つからなかったから幽霊じゃないかって思っていた」
幽霊という単語には笑う
『死んじゃった!てか勝手に殺されてる』
ケラケラと小さく笑いボールを拾う
『触ってみる?』
手を差し出すに驚いた様に赤司は見るが手に触れた
赤司「よかった…生きてる」
『勝手に殺すな』
赤司に笑いかけ手を引っ込める
『でも最近誰かが探してる気がしてたよ。逃げ回ってたけど』
赤司「逃げる…?」
『いやさ、自分の教室まで来るとかストーカー?とか思っちゃうじゃん』