第33章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
赤司「決して運動神経は悪くない。キャリアと練習量も充分経験者と呼べるものだ。にも関わらず君を見て何も感じない。これは極めて特殊な事だ。どんな人間でも何かスポーツをやり込めば経験者特有の空気が出る。出てしまうものなんだ。なのに君はあまりにも存在感がない。でもそれは短所ではなく君の長所だ。生かすことが出来ればチームにとって必ず大きな武器になる」
黒子「存在感無さを生かす…?そんな事が出来るんですか?」
赤司「答えが出たらおいで…そして君は…」
いきなり赤司に目を向けられ、は睨み付ける