第32章 誠凛高校VS海常高校
小金井「監督、さん…そろそろじゃね?」
その言葉にリコは答えた
リコ「そうね…」
「あっ、黒子の交代ですか?」
リコはそうっと言って相槌を打った
「けど…海常はここまで黒子に対応出来てないみたいだし、まだこのままでも…」
リコ「それは黒子君が上手く交わしているだけ。一度対戦している海常にミスディレクションの効果は少ないし、それが切れたらもうオーバーフローしかなくなっちゃうでしょ?」
そんなやり取りを聞きながらは何かを考え込んでいた
リコ「という訳で、次のボールデッドで交代よ。水戸部君…準備しておいて」
水戸部は頷き立ち上がると、何かに気づいた
その様子を見ていたはハッとする