第30章 灰崎登場
ざわざわと会場がざわめく中、黄瀬が声の方を見つめると、驚いた様に目を見開いた
黄瀬「っち、黒子っち…」
自分が尊敬している黒子と大好きなが真剣な目で訴えている
信じていると、絶対勝つと…
黄瀬は静かに笑った
灰崎はその様子を横目で見ていた
黄瀬「ショーゴ君さ、勝つ前に言っとくけど」
キュッとバッシュの音が響き黄瀬が立ち上がる
黄瀬「勘違いしてるよ?あの子のこととか…勝手に付きまとって彼女名乗られて、ウンザリしてたんスよ正直…プライド高くて自慢話ばっか…モデルと付き合ってるってステータスが欲しかっただけなんスよアレは…見た目で群がって来る馬鹿女達を1人取ったくらいで調子に乗ってんじゃねぇよ!」
ニッと笑った黄瀬と灰崎
笠松「黄瀬!」
ボールは黄瀬に回る
「戻れ!」
灰崎「テメーにはもう何もねぇ!残りカスなんだよ、リョータ!」