第30章 灰崎登場
火神「それでもアイツが負けるわけねぇ!あんなクソやろーに!約束したんだ、勝って次の準決勝でやるって!だからアイツは絶対!」
テツヤと私は静かに大我の言葉を聞いていた
ザンっとゴールに入ったボール
入れたのは灰崎
「また決まった!」
「強ぇぞアイツ!黄瀬を圧倒してる!」
「キセキの世代と同格って事かよ!?」
驚きと興奮の声があちこちで広がる
小堀「バカな…黄瀬が」
森山「まるで歯が立たない…」
笠松はグッと歯を噛みしめながら、片手で汗を拭う
第4Q残り5分
53対70
黄瀬は立ち上がろうとしたが、足に痛みを感じ目を閉じる
黄瀬「(技のストックも底をついてきたっていうのに…クソ…足も…)」
灰崎「そういや中坊の時もそうやって這い蹲ってたなリョータ?そうだそだ、しかも女も俺が取っちまったんだっけ?惨めだなぁつくづく…まぁヤったらすぐ捨てちまったけど」
ハハハッ!と笑う灰崎に早川が怒る