第30章 灰崎登場
日向「けどまぁ、結果は引き分けでしたが、秀徳は秀徳らしく、俺達は俺達らしく戦えたような気がします。秀徳とはまたやりたいですね」
サラリと言った日向先輩をカメラマンはシャッターを切る
そこに和成と真太郎が通った
高尾「俺らの話、してるっぽくね?」
緑間「どうせ、"またやりたい"とでも言っているんだろう。望むところなのだよ」
高尾「引き分けはなー…ちょっと不完全燃焼な感じではあったよなー」
緑間「燃焼時間が足りなかっただけなのだよ」
高尾「だからそう言ってんじゃん!」
緑間「いずれ勝つ」
高尾「当然!まっその前にデッカイ山があるけどな」
緑間「申し分ない相手なのだよ」
二人は私に気付くと小さく手を振って歩いて行ってしまった