第29章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
紫原「うん。だってもう誰も火神を止めらんないじゃん」
ズバッとした物言いに岡村は青筋を立てる
すると氷室が横から紫原をぶん殴った
氷室「いい加減にしろ、アツシ!まだ勝負は終わってない!」
氷室は紫原の胸ぐらを掴んで怒鳴る
紫原「いってーな!そういう熱血っぽいのが一番ウザいんだけど!そもそも室ちん何て俺より火神に歯が立たないじゃん!才能が違うって分かんないの?」
紫原の物言いに氷室は黙った
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辰也がそれ以前の問題というのは
ゾーンに入れるのは選ばれた人間だけ
多分、最初は皆もしかしたら…と思ったけど…やはり違う
実力は凄い。”キセキの世代”に限りなく近いと言ってもいい…が、それでも秀才止まり
いくら強くても凡人の延長戦でしかない
どれだけ近付こうが決して辰也は”キセキの世代”側に行くとこは出来ない
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