第29章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
第4Qが始まった
土田「えぇ!?」
小金井「ちょっ、マジかよ木吉!」
私もその言葉には驚いた
木吉「あぁ…最後の2分…いや、1分でいい!何とか俺を動けるようにしてくれ!」
小金井「もう一度出るつもりかよ!?」
土田「いくらなんでもそんな無茶は…!」
私と監督頷いた
リコ「分かったわ…」
小金井「監督!」
木吉「いいのか?リコ、」
『…どうせ止めても無理矢理でも出るつもりなんでしょう?なら、言ってくれた方がまだいい』
監督は腕捲りをする
リコ「て言うわけで、さん後よろしく」
『は……?』
リコ「3分だけ頂戴その間指揮任せるわ」
おい、マジか…
ボールは福井さんに渡る
荒井「これは…!ツースリーゾーン!?」
福井「うちと同じフォーメーション!?」