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GLORIA.
第34章 すれ違い
陽炎
「クンクンクンッ……」
黒
「クンクンクンクンクンクンッ…」
鼻が効く黒と陽炎にの追跡を頼んでいるが、
屍の人間の匂いが辺りに漂い難航している。
(やはり…生きてないか………」
俺は人間の屍の転がっている頭を1つ持ち上げては確認して、
地面にそっと置いている。
「!!」
その時、
見覚えがある女な頭を拾いあげた。
(これは……あの女!!)
顔半分のダメージが酷くて生前の面影はあまり見受けられないが、
間違いなく雫だった。
「…………」
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