第33章 人間サークル
「( ;´Д`)…こ…こんばんは……」
(この子…人間かな……
それにしても…隣の妖怪さん怖いよ(´;Д;`))
私は怖くなって助けを求めるように、クロウさんと黒さんを見るけど…
(あれ?)
「こんばんは。キミは人間だよね。
ウチの子、人見知りだから心配なんだ…良かったらキミに頼んでも良いかな?」
?
「はい!全然OKですぅ!!任せて下さいッ!」
黒
「まぁ、宜しく頼むわ。」
?
「はいはーい!」
(あれれ…2人とも普通……)
2人とも普通な感じなので…助けを求めたらオカシイ雰囲気になりそうなのでやめた。
?
「あなたの名前、教えて!良いでしょ?」
「あっ、はい……って言います…」
?
「ちゃんか!!宜しくネ!
私の名前は雫!
ほらっ!自己紹介も終わったんだし!早く行こっ!!」
「う、うん!!」
(大丈夫…)
私の不安は拭えないままだけど雫ちゃんに引っ張られながら、
クロウさんと黒さんに手を振りながら2人の元から離れた。