• テキストサイズ

GLORIA.

第32章 過去2





【つづき】




体温が下がっていくクロウさんの命の危機を救ったのは…


お父様とお母様が可愛がっていたコウモリ達だったそうです。






"バタバタバタバタッ…"










グッタリしているクロウさんを取り囲み…お互いの羽を掴み、


二本の足で立ち、凄い勢いでクロウさんの周りをクルクルと回りはじめた。









"ボク…死んじゃうのかな…"










とかすかに脳裏をよぎった瞬間………


コウモリ達はキラキラと輝きはじめ………


可愛らしい白生地に黒いコウモリ柄のコンビ服となり、


クロウさんの身体を包み込み暖めてくれたそうです。







/ 1287ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp