第3章 鍵穴
「 (´⊙ω⊙`)!?」
気付いたら…
クロウさんが私の真後ろにピッタリ立っていた。
(ヒィーーッ(;´д`))
「で、どしたの?」
「あ…はい….家の鍵……勝手に変えられてしまったみたいで…
自分の家なのに…帰れなくなってしまって……」
「…なるほど。だから悲しくて泣いていたんだね」
「………」
クロウさんが私を背後から抱きしめてくれる。
ほんのりと上品な香水の匂いが漂ってきて…
私の心臓は大きく波打つ。
「クロウさんの香水の匂い…
とっても落ち着きます…
来てくれて…本当にありがとうございます…」
私を抱きしめてくれているクロウさんの腕をそっと掴み、
もっと声を出して泣きたいけど我慢する。
クロウ
「え?香水…?
あー、もしかしたらさっき回収した女が付けてた香水の香り…
付いちゃったかな…俺、香水つけないから…」
「(´⊙ω⊙`;)へ!?」
(回収!?香りが付いた???
もしかして…もしかして!??)
「いやあ…デートから帰って直ぐに…山の中で◯殺した女の屍を発見しちゃってさ …」
「 (|||´;Д;`)ヒィーーッ!! 」