第2章 名刺
「楽しかった!!図書館デート。」
夕焼けに染めれた道を、
クロウさんは(^_^)ニコニコ顔で…
私は…(;´д`)←こんな感じの表情で歩いている。
白梅衣さんが消えてから約3時間…クロウさんは熱心に本を読み漁り…
私はそんなクロウさんの助手を務めていた。
クロウさんが読んでみたいという本を図書館中を歩き探しては手渡しして…
読んだものを素早く元の場所に片付けるという行動を繰り返していたから…正直…クタクタだ。
「……良かったですね(-_-)」
「…ん?どした??死にそうな婆ちゃんみたいな顔して(□_□)」
「…お婆ちゃん( ;´Д`)!?いやぁあぁああ………」
「クスッ…」
「 (´;Д;`)」
「なにはともあれ…今日は…ここで解散。」
(……私は疲れただけだったけど…
少しだけど恩返し出来たかな…)
「はい…さようならクロウさん。」
「…ばいばい…」
クロウさんは夕陽に溶け込むよう消えていった
「…あっ……名前……言ってくれた(´⊙ω⊙`)」