第30章 太ももと切っ先

【黒視点】





黒
「分かった！分かったってば！！

探せば良いんだろ！！？」








肘あたりまで冷蔵庫下に突っ込んだら、


何か立体的な紙が手に当たった。









(こ…これか？)









黒
「何か手に当たった…紙のお家ってこれか？」









ゴキキチ
〈ソ…ソレデス！！

オオォッ…キヲツケテ…ヒキダシテ！










黒
「おしっ…取り出すぞ。」









その紙で作られた何かを引き出す為に掴む…









（おっ……結構な重さだ……なんだ？コレ……)