第2章 名刺
牛より大きい黒い狼が庭でお座りしていた。
「きゃぁあああああっ!!!」
「ちょ……煩いってば!!」
"バフッ"
「 (´⊙ω⊙`) 」
恐怖で叫ぶ私の上に跨り口を塞ぐクロウさん。
「アイツは人間を襲ったりはしない。」
綺麗な顔が私の顔に近づく
「 (#´⊙ω⊙`#) 」
このシュチュエーションは高校二年生の私には刺激が強すぎ…
「…ふふっ、急におとなしくなって……
アンタは素直で可愛いよ。」
「…ッ…クロウさん……退いて……ください……」
「うん。いいよ。」
私が懇願すると、すんなり退いてくれた。
「//////ッ」