第24章 キャベツさんがきた!
「どうしたんでしょうか…黒さん……(´・ω・`)」
お勝手でお皿洗いをしながら、
窓から外を見つめ黒さんの姿を探している。
"ガチャガチャガチャ…"
「……遅い反抗期じゃない?
まぁ、気にする事ないよ。ああ見えて寂しがり屋さんだから直ぐに帰ってくるさ。
それより皿洗い手伝うよ。ほら交代しよう。」
「……ありがとうございます…」
なんとなく部屋から飛び出した時の黒さんの表情が一瞬、寂しそうにみえた。
思い返せば…最近…黒さんに冷たく当たっていたかも知れない…
さっきも…本当は美味しそうに食べてくれていて嬉しかったのに、
なんだか黒さんを目の前にして恥ずかしくて…素直に喜べなかった…