第19章 シガラミ
いろいろあったけど、
ようやく本題へ…
黒
「婆さんなんだけどさ、
実のところ死んだのか生きてんのか分からないんだよ。」
「え?」
黒
「ズズズッ…🍵
マズっ……いやうまいかも?…いややっぱ……マズっ(;´д`)」
「(๑•ૅㅁ•๑)で?なんで分からないのに、
その…お墓なんて…
しかも…髪の毛が付いた錆びた鎌を代わりに?」
黒
「そうでもしないと親戚が煩くてさ…なんで居ないんだって。
狼族って…なにせ親戚付き合い大変だから、
なんか埋めた痕跡があれば親戚どもは納得するかなってね。
別に埋めるもんはなんでもよかった…
だから手近にあったものを放り投げただけ。
クワがたまたま側にあっただけだから、ほんと俺は婆さん殺してないから。」
「手近にって…よくあんな特殊な感じに様変わりしてる鎌がありましたね…」
黒
「まあな…俺も不思議だけど…
でも…確か…鎌に付いてた髪の毛…婆さんの白髪具合に似てた気もするんだよな……」
「(´⊙ω⊙`)」
黒
「婆さん…元気にしてっかな……」
(してないよ、きっと……(;´д`))