第11章 赤い月
クロウさんと2人肩を並べ月を見上げる
(よく見て…か……)
ジッと赤い月をみていると…
「 !! 」
数分に一滴、赤い月からまるで涙のように赤い液体が溢れ出し、雫となって地上に垂れた。
「血生臭い正体は…あのせいなんだよ。」
「……うっ…あれは年中無休で垂れているんですか?( ;´Д`)ヽ」
「そう…垂れてる。」
「 ( ;´Д`)ぉぅ……」
「あの月の下には…
見事だけど寂しい…血の湖がある…
…娶られたら旦那に連れて行ってもらうと良いよ。
妖界でも有名なデートスポットだから。」
「血の湖…((((;゚Д゚)))))))行きたくない……ボソッ…」