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ハイキュー 短編集 R18

第6章 ハジメテ




「私、飛雄が好きです」




ミカさんは、まっすぐ俺を見て言った。


俺が言おうとしていた言葉。



先を越されてしまった。






「俺も、ミカさんが……大好きです!!!」




俺がそう言うと、ミカさんは一瞬驚いた顔をして、それから大きな声を出して泣いていた。



「ごめんね、ごめんねーー」



何度も謝ってくるけど、俺には理由が分からなかった。




だから、抱きしめてあげることしかできなかった。


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