第5章 女王様への黄色い嫉妬(※十四松)

口を離すと手で擦り、今度は思い切って深く根元まで咥え、強く吸う。

「んぁあっ！」

十四松さんが声を上げる。
堪えるように息を大きく吐くと、私の髪や手を優しく撫でた。

「ゆりちゃん……それヤバイっす……ごめん、僕、限界……出したいよ……」

切なそうに言うと、十四松さんは私の頭を掴み、腰を振り始めた。

「んんーっ！」

喉深くまで十四松さんのものが入ってきて、息が苦しい。

「はぁっ、ゆりちゃん！　はぁっ！」

十四松さんが夢中で、腰を動かす。

口の中でさらに大きくなり、今にも破裂してしまいそう。

「うぁっ！　で、出るっ！」

私の口の中で十四松さんは果て、熱い精液を放出した。

口内に広がる生暖かい苦味。

「んっ……」

ドロっとしたその塊を私は我慢して一気に飲み込んだ。


十四松さんが慌てて私の頬を撫でた。

「わわわ！　飲んじゃったの？　マジっすか!?　大丈夫？」

「うん、大丈夫だよ……」

「まずかったでしょ!?」

「でも、全部飲んであげたかったから……」

十四松さんが目を見開いた。