《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第11章 一軍様のリッチなお誘い(※あつし)
「あっ……あつしさん……」
「ああ、ごめんごめん。下着が濡れると困るよね。この後も仕事あるし。ここは舐めるのをやめておこうか」
あつしさんが顔を離す。
「…………」
「ん? 何、その顔?」
「いえ……」
「今、すっごく物足りなさそうな顔をしたね。もっと舐めて欲しかった?」
確かにあんな際どい部分だけ舐められたら……もっとちゃんと舐めてほしい……。
一度火がついた下半身は、じんじんと熱くなる一方だ。
「あつしさん……」
「ん?」
「もっと……お願いします……」
「ん? 何を? ちゃんと言ってくれるかな?」
ちゃんと、って……。
「な……舐めて欲しいです……」
私は小さな声で懇願する。
「どこを?」
あつしさんは跳ね除けるかのように冷たく返した。
もどかしい。
分かっているくせに。
まんまとあつしさんのペースに嵌められてしまっている。
自分でも気付いてはいるけど、情けないことに抜け出せない。
私はあつしさんに向かって足を開いたまま、下着の上から秘部を手で触れ、指し示した。
「ここを……」
あつしさんがゴクッと喉を鳴らす。
「ウブそうな顔してるくせに、なかなか大胆なこと言うね……男としては嬉しいけど……でも、下着が濡れたらどうするの? 困るでしょ?」