第20章 ☆Story18☆ スキャンダル発覚!?
ご飯を食べ終えファミレスを出た3人。
「っ今日はごちそうさまでした……貴重な話も聞けて、よかったっす……」
「ありがとうございます、」
2人は涼介にお礼を言った。
「俺から誘ったんだからいいよ笑
それじゃ、2人を家まで送らないとね……あ、住所は把握済みだから。」
「……ホント、今の時代すげぇ……」←
こうして2人はそれぞれ自宅まで送ってもらうのだった。
最初に着いたのは吾郎の自宅、
「んじゃ山田さん、今日は色々とありがとうございました!」
「ううん、こちらこそありがとね。
おやすみっ」
「お休みなさいっ
憲吾も、また明日なー!」
「あぁ、」
吾郎を自宅前まで降ろし、車には憲吾と涼介の2人になった。
「……三船くん、」
「っはい……」
「君は、いつくらいからゆりちゃんを好きになったの?」
「ぇ……」
「急にごめんね(苦笑)
でも、やっぱりゆりちゃんのマネージャーとしては気になるんだよね……」
「っ……彼女をいつ好きに、なったのかは……正直、よくわかりません。」
「っそ……そうなの?汗」
「……ただ、ちゃんと自分で自覚したのは夏祭りの時でした……」
「そっか、この間の花火大会に行ったんだ……。」
_コクッ「……。」
「ふふっ、青春だなぁ……」
「ぇ……」
「ホント青春だよ……あの2人の時より笑」
「っ……そうですか?」
「うんっ
なんか話聞いてると、甘酸っぱいというかなんというか……あの2人は本当に禁断の恋って感じだったから、
逆に新鮮なのかなぁ……」
「……。」
「急に変なこと言ってごめん(苦笑)
あ、三船くんのうちはこの辺だよね?」
「ぁ、はい……ありがとうございます。」
「いーえ……じゃあ、あそこら辺で降ろすね。」
涼介は少し進んだところに車を止めた。
「はい、着いたよ。」
「ありがとうございます。」
「ううん!
それじゃ、ゆりちゃんのこと……大切にしてあげてね?」
「ぇ……」
「ふふ……それじゃ(微笑)」
涼介は憲吾を下ろして車を出した。
「……。」
憲吾は見えなくなるまで見送るのだった。