第17章 ☆Story15☆ 熱い恋の季節のはじまり
「……いいんですよ(微笑)」
「っ……」
三船さんとまだ居れる、それだけですごく嬉しいから……
「マジサンキューなゆりちゃん!
んじゃ、俺らにお礼なんかさせてよ!」
「え!?……えっとじゃあ……」
「なになに?なんでも言うこと聞く!」
「それじゃ、私の服も……一緒に選んでくれませんか?」
「ぇ……?」
「え、ちょ!ゆりちゃんの!?」
「はい笑
たまには、男の人に見てもらうのも……いいかなって……」
「っ……俺らなんかでいいの!?」
「へへっ……(微笑)
素敵なコーディネートをお願いします笑」
「っまままマジかぁ……憲吾!
これは重大なミッションだぞ!!」
「っ……俺も、選ぶのか……?(汗)」
珍しく冷や汗をかく憲吾。
「あ、どうせだったらお互いコーディネートしあってみませんか?」
「「お互いに……?」」
「はい笑」
(この2人って、合ってないようで凄く合っているコンビなんだなぁ……
新しい番組でもコーディネートバトル企画があるみたいだし、これを機に予行練習してみようかな笑)←
「マジかぁ……」
「……。」
「(笑笑)
ルールはこうです!
まず、お二人は……恥ずかしいかもですけど、
レディースフロアの方で私に似合うコーディネートを探してきてください!」
「お、おっけー……!」
「マジか……」
「私も同時にメンズフロアのほうで、探してきます!
気に入らなかったら、ごめんなさい(苦笑)」
「っいやいやいや!!
むしろそれはこっちのセリフ!!(汗)」
「ふふふ(微笑)
じゃあ!私は早速メンズフロアの方に行ってきますね!
選び終わったら連絡ください!」
「お、おっけ!
憲吾を通して連絡するよ」
「了解です笑
それじゃ、また後で……あ!制限時間は30分でお願いしますね!」
「ま、マジで!?
めっちゃ番組の企画みたい……(苦笑)」
「それじゃ、今から30分なので大体11時半までお願いしますね!」
「おうよ!」
「……わかった……」
こうしてお互いの服装をコーディネートし合うことになる3人であった。