• テキストサイズ

【イケメン王宮】氷の魔法にかけられて

第4章 *目覚めの時と暗闇*




騎士が乗っていた馬を借り、森の中を走る。
確かに近くに城下はあるけれど、人を攫い城下を通るとは到底思えなかった。


どこまでもどこまでも続く暗闇。
木々は伸びきり、人の手が加えられていないように思える。












と、その時。

森の暗闇の中に明かりが灯る小さな小屋のようなものが見えた。














あれは……………!













その中にユイと、ユイを攫った人物がいるとすればこんな暗闇の中で明かりをつけるなど、見つかってもいいと言っているようなものだがそんな事はどうでもいい。
一直線にその小屋へ向かって馬を走らせた。






















小屋から少し離れたところの木に馬を繋ぎ、小屋へ向かう。

窓の方から少し覗いてみると、そこには男の姿があった。
なにかに覆いかぶさるようにしている。



……………ユイ…!








/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp