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想い~History~
第2章 〒 入学。
そう。
振り向いたらあいつがいた。
堺ヒロキだ。
「堺?」
「堺?じゃねーよ。ヒロキって呼べって言っただろーが。バカ。」
「…。」
私は無視して校舎に向かう。
(おいこらっ‼待てよ、バカ)
そんな風に聞こえたような気がした。
私達、一年生の教室は四階。
私と、リコは、隣の席に座る。
しばらくすると先生が入ってきた。
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