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1人の姫と4人の王子

第8章 。。✴︎嫌な過去✴︎。。


〜冬也〜

冬「僕に内緒でどこに行ったんだ誠也……」

僕は真っ暗な夜の道を歩いて誠也を探している

うぅーーワンワン


ビクゥッ‼︎‼︎

冬「っ!誠也………僕をこんなに怖がらせた事を後悔させてやるー‼︎」


って言ってもまずはかんじんの誠也を探さないと…

あー、もう嫌だな。
色々な所から奴(犬です)の鳴き声が聞こえるし……
何処から奴(犬の事です)が出てくるかわかんないし……


雪「ワン!」

冬「うわぁ‼︎‼︎」

雪「ふふ、双子なだけあって面白いですね冬也君」


……こ、こいつ……転校生の……

………ムカつく………僕が犬嫌いなのを知ってあんな事を………


冬「僕に何のよう?今、機嫌悪いから話しかけないで。」

あぁ、こんな可愛くない奴に話しかけられてもな。
僕が今会いたいのは明結だけなのに。

あっ、後誠也にも会いたいかな。
ぶん殴りたいからね(ニコッ


雪「冬也君は明結から昔の事聞きました?」

昔って……明結が人嫌いになった理由の事か……?


冬「………聞いてない。」

雪「あら?お兄さんは知っていたみたいでしたけど?」

この女、わざとそんな言い方しやがって、、、

冬「そうだね、僕は教えてもらえてないよ。それがどうしたの?」

雪「私が教えてあげますよ。聞きますか?」

え?明結の昔の事が分かる?


冬「なんで僕に教えようと思ったの?」

雪「取り引きをしたいんです。ザァーーーーーーーーーーーー(風の音)をしてもらいたいので」

っ!そんな事……できるはずがない‼︎


冬「無理だ‼︎できるはずがない‼︎‼︎」

雪「明結が傷ついてもいいのなら別にいいんですけどね?」

明結が傷つく?………


冬「なんでそうなるんだよ。意味がわかんないんだけど?」

雪「じゃあ、まず初めに明結の昔について話します。それで私が言った”傷つく”の意味が分かるとおもいますよ?」



うぅーーワンワン



奴よりこの女の方が何十倍も怖い……

そう思った………

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