第5章 オールマイト
オールマイト「嫌な予感がしてね…校長のお話を振り切りやって来たよ。来る途中で飯田少年とすれ違って…何が起きているかあらまし聞いた。もう大丈夫…私が来た!」
死柄木「待ったよヒーロー。社会のゴミめ」
「あれが…!生で見るの初めてだぜ…!迫力すげぇ…」
「ばかやろう、尻込みすんなよ。アレを殺って俺たちが…」
「「!!」」
オールマイトは一瞬でヴィランたちを倒し相澤の元へ
オールマイト「相澤くん、すまない」
相澤を安全な場所に移動し、そしてまた一瞬で緑谷たちを抱え、死柄木から距離を取った
オールマイト「皆、入り口へ。相澤くんを頼んだ。意識がない、早く!!」
『何で私まで助けたの!私も……!!』
オールマイト「ダメだ!君を…失うわけにはいかない…!制限(リミッター)を戻しなさい!」
『……っ』
死柄木「ああああ…だめだ…ごめんなさい…!お父さん…」
死柄木はフラフラを歩き、落ちた手を拾い上げ顔に付ける
死柄木「救けるついでに殴られた…ははは、国家公認の暴力だ。さすがに速いや、目で追えない。けれど思った程じゃない。やはり本当だったのかな…?弱ってるって話……」
緑谷「オールマイトだめです!!あの脳ミソ敵!!ワン…っ…僕の腕が折れないくらいの力だけどビクともしなかった!!きっとあいつ…」
オールマイト「緑谷少年、大丈夫!」
オールマイトは笑った
そして一気に踏み出し、死柄木の元へ
オールマイト「CAROLINA(カロライナ)…」
死柄木「脳無」
オールマイト「SMASH(スマッシュ)!」
死柄木の前に脳無が現れ、盾になる
オールマイト「ムッ!!マジで全っ然…効いてないな!!」
脳無に攻撃を繰り出すが、効いていない
死柄木「効かないのは“ショック吸収”だからさ。脳無にダメージを与えたいならゆうっくりと肉をえぐり取るとかが効果的だね…それをさせてくれるかは別として」
オールマイト「わざわざサンキュー、そういうことなら!!やりやすい!!」