第25章 ルミリオン
ナイトアイ「少なくとも…奴が今…君らを…標的にする…事は無い……奴は…緑谷とエリちゃんを追って地上へ…出る…そして…緑谷を…殺す」
麗日「そんなの…!」
ドサッ…
体が思うように動かず倒れた
ナイトアイ「見たんだ…」
リューキュウ「それ聞いて黙ってると…」
ナイトアイ「君たちのその状態では…奴に向かっても…勝てない…」
麗日「だからって何もしやんのはちゃうやろ!!?未来なんて何かせな変わらんやろ!」
『させ…ない……殺…させない…!』
蛙吹「ホープちゃん……」
瓦礫から這いずって出ててきたが起き上がる体力ももう無い
ナイトアイ「……壁の穴の先…ミリオがいるハズだ……フロッピー頼む。ウラビティ、リューキュウ………私とと…上へ向かってくれ」
―――――
緑谷「(体が…熱い…いや冷たい……僕は100%を出していた…なのに!)怪我も治ってる…!」
エリ「………」
緑谷「君の…力なの…?」
ズグンッ!
緑谷「!何だ…今度は…!体が…内側から引っ張られてるみたいな…!」
治崎「力を制御できていないんだ。拍子で発動できたものの」
ドゴオォォン!!
治崎「止め方がわからないんだろう壊理!」
エリを抱えながら攻撃を避けた
融合した治崎は醜くおぞましい姿へと変わっていた
治崎「人間を巻き戻す。それが壊理だ。使いようによっては人を猿にまで戻すことすら可能だろう。そのまま抱えていては消滅するぞ。触れるもの全てが「無」へと巻き戻される。
呪われてるんだよそいつの“個性”は!俺に渡せ。分解するしか止める術は無い!」
緑谷「絶対やだ。そっか…足が折れた瞬間に…痛みよりも早く…折れる前に“戻して”くれてたんだね…とっても優しい“個性”じゃないか」
エリ「…!」
緑谷「体感した感じで…わかった…!体が戻り続ける…スピード…!じゃあ、それ以上のスピードで常に大怪我し続けていたら!エリちゃん…力を貸してくれるかい」
ワン・フォー・オール フルカウル 100%