第24章 烈怒頼雄斗
ロックロック「狭さは言うなよ。強度MAXの「本締」だと、そう何カ所も締めれねェ。これが俺の限界範囲!締めてねェとこからホラ!また!来るぞ!」
緑谷とは向かってくる壁を壊していく
「まるで愚鈍な土竜だな」
緑谷「ハアッ、ハアッ」
『デクくん、大丈夫!?』
緑谷「うん!」
ロックロック「ファットチームがいればもっとスムーズに行けたのになァ!イレイザー!」
相澤「わかってる!」
ロックロック「このままじゃジリ貧だぞ!追い詰められる一方だ!」
緑谷「埒が明かない!!」
『こんなところで…みんなが紡いだ道を――…止めるわけにいかない!』
ブワッ!!
いきなり地面が元に戻った
緑谷「開いた!?」
「今度はどういうつもりだ!?」
ロックロック「うわ!!?」
相澤「デク!ホープ!」
相澤の捕縛布で巻き込まれずに済んだ
緑谷「分断…!?今更……」
ロックロック「おい!!みんな無事か!?」
緑谷「ロックロックの声…!」
『壁はそんなに厚くなさそうだね』
ロックロック「施錠!!ヴィラン連…!」
相澤「ロック!!どうした!!」
緑谷「イレイザーどいて下さい!」
緑谷は蹴りで壁を破壊
壁に穴が開き2人のロックロックの姿が見えた
緑谷「ロックロック!」
『2人…!?』
ロックロック「ニセモノが急に現れて襲ってきやがった!気をつけろ!新手だ!まだどこかに!!」
相澤「…!」
ロックロック「緑谷、そっちは大丈夫か」
『(緑谷……?)』
緑谷「はい!早く治崎の…」
グアッ
ロックロックは小刀を振り上げた
緑谷「わ!!」
『ブレイズウォール!!』
風で緑谷から離す
相澤の個性を使った
緑谷「トガヒミコ!?」
ロックロックに扮していたのはトガヒミコだった
トガ「トガ!そうだよトガです!覚えててくれた!!わああまた会えるなんて嬉しい!!嬉しいなァ出久くん!!嬉しいなァ!!」
相澤は捕縛布をトガに巻きつけた
相澤「ここまでだ渡我被身子」
トガは捕縛布を掴み回転
そのまま相澤の肩を刺した
『イレイザー!』
相澤「大丈夫だ近づくな!」
ズズッ…
「「『!!』」」
壁が動き、トガヒミコは壁の向こうへ
『(完全に…協力体制ってこと…!?)』