第21章 番外編：二人の英雄

長い戦いが終わり、他のA組とも合流

A組が揃い、オールマイトとバーベキューが始まった

『おいひい…』

八百万「さん、頬が…」

『んぅ？』

蛙吹「ハムスターみたいになってるわよ」

『んん〜！』

幸せそうな笑顔でお肉を食べる

麗日「かぁわいい〜！」

上鳴「、これ食べるか？」

『ん！』

瀬呂「これは？」

『ん！』

尾白「これもあるぞ？」

『んー！』

葉隠「何か…こうして見てると…」

芦戸「うーん……」

耳郎「妹に食べさせたいお兄ちゃんたち」

芦戸「それだ！」


『んまぁ…』

切島「あ、その肉ラス1のやつじゃね？」

『ん？そうなの？取っちゃったかも…』

切島「美味そうに食ってるし満足だわ」

『あーん』

切島「え」

『最後の取っちゃったし、切島くんにもあげる。あーん』

切島「や、あの、えっとー……あー…んっ！」

上鳴「切島お前ええ！！」

『美味しい？』

切島「ん…まい…」　

『よかった！』

瀬呂「何羨ましいことしてんだよ…！！」

上鳴「ずりぃ…！！」

切島「んなこと言われても……！」


『次は何食べようかなあ〜』

障子「これ焼けてるぞ。食べるか？」

『いいの？障子くんの分は？』

障子「取ってある」

『じゃあください！』

障子「わかった」

お皿にお肉を乗せてくれた

『ありがとう！』

障子「あぁ」

お肉を受け取って座ろうとすると、少し向こう側に轟の姿を見つけて駆け寄った

『焦凍くん！』

轟「おぉ」

『見て！お肉貰った！』

轟「よかったな」

『食べる？』

轟「いや、いい」

『そう？』

轟の隣で肉を食べ始めた

『おいひい』

轟「……」

膨らんだ頬を指で突き出した

『んんっ…？んむっ？』


麗日「微笑ましい……」

耳郎「がみんなの妹みたいになってる…」

蛙吹「でもなんだかわかる気がするわ」

芦戸「ヤオモモもあげようとしてる！？」

八百万「すみません…つい…」

葉隠「気持ちはわかる！」


みんなでわいわい、ご飯を食べて遊んだ

大変なこともあったけど…最後にはとても楽しい思い出が残った