第20章 番外編:愛で地球を救え
『はぁ……疲れたねぇ…』
轟「あぁ」
『でも何か警察?探偵?みたいで楽しかったね!』
轟「」
『ん?』
轟「愛って…何だと思う」
『………難しいなぁ。はっきりこれって言えるものないし…』
轟「だよな…」
『でも、愛があるから私たちは繋がってるんだと思う』
轟「え…」
『私は…焦凍くんといるときも、みんなといるときも、楽しくてとっても好き。それって1つの愛情みたいなものだと思うんだ。そういうのが繋がっていって、素敵な縁になる……なーんて』
轟「お前らしいな」
『えへへっ』
轟「あ、そうだ。これ、よかったら一緒に行かないか?」
『何?これ』
1枚のチケットを渡された
『I・アイランドのエキスポ招待状…?』
轟「あぁ。親父の代理で行くことになって…同伴者も連れて行っていいらしい」
『私…でいいの?』
轟「お前以外誘う奴いねぇし……行けねぇならそれでも…」
『ううん!行く!行きたい!楽しそう!』
轟「そうか…よかった」
『旅行みたいだね!何か遠出するの久しぶりだなぁ〜』
轟「喜んでくれてよかった」
『う、浮かれ過ぎかな……ごめんね』
轟「いや、可愛い」
『えっ…』
轟「ん?」
『な、何でもない!』
轟「?」
『(可愛いなんて焦凍くんから初めて言われた……びっくりした…)』
轟「じゃあ、明日の朝迎えに来る」
『えっ?』
いつの間にか家の目の前に着いていた
『明日の朝…!?』
轟「あぁ。時間かかるからな」
『なるほど……わかった。じゃあまた明日ね!』
轟「いきなりで悪いな」
『ううん、楽しみ!』
轟「じゃあな」
『うん、ありがとう!』
帰ってすぐに麗日からメールが届き、エキスポの招待状をかけてじゃんけん勝負をするとのことだった
チケットを貰ったと返信し、羨ましがられたのだった