• テキストサイズ

赤い【目】を持つ少女/ヒロアカ長編

第13章 番外編:ゲーム・スタート




みんな水に飛び込んだかと思ったが、飯田はコースロープに乗りエンジンで滑り抜ける

上鳴「飯田もかよ!」

しかしワン・フォー・オールを使い泳いだ緑谷にあと一歩及ばず、飯田は負けてしまった

砂藤「すげえ!」

瀬呂「やるな緑谷!」

芦戸「飯田も惜しい〜!」

飯田「やられたよ、緑谷くん」

緑谷「飯田くんもすごかったよ」

緑谷、飯田、轟の3人は強い目でお互いを見つめ合っていた

『…………』




飯田「覚悟は予選の勝者、爆豪くん、轟くん、緑谷くんの3人で優勝者を決める。それでいいか?」

緑谷「うん」

轟「ああ」

爆豪「おい半分野郎。体育祭ん時みてえに手加減なんかすんじゃねえぞ。本気で来やがれ」

轟「わかった」

爆豪「お前もだこのクソデク!」

緑谷「わ、わかったよかっちゃん…」



飯田「それでは、50m自由形の決勝を始める!」

切島「いったれ爆豪!」

上鳴「相手殺すなよ!」

瀬呂「轟も負けんな!」

麗日「デクくん頑張れー!」

八百万「皆さんファイト!」

『頑張れー!』


飯田「位置について…!用意…」


ピッ!


ホイッスルと同時に飛び出した3人だったが、そのままプールの中へ落ちた

『あれ?』

上鳴「えっ、何だ!?」

瀬呂「個性が消えた!?」


相澤「17時」

「「「「ん?」」」」

相澤「プールの使用時間はたった今終わった。早く家に帰れ」

相澤が3人の個性を消していた

上鳴「そんな先生」

瀬呂「せっかくいいとこなのに」

相澤「…何か言ったか…?」

「「「「何でもありません!」」」」

みんなはぞろぞろと残念がりながら更衣室へ向かっていった

『焦凍くん!』

轟「?」

タタタッと走りながら轟に近づく

『わっ!』

轟「…!」

濡れたプールサイドで足を滑らせ前のめりになる

瀬呂「おっと」

瀬呂の伸ばした腕に支えられ、転ぶことはなかった

瀬呂「危ねえ〜、ギリセーフ」

『ありがとう…!ごめんね』

瀬呂「いいっていいって!気をつけろよ?」

『うん!』



瀬呂「(以外とあった……柔らかかった……っ)」

上鳴「てめぇ……!何顔赤くしてんだこの野郎…!」

峰田「見てたぞ瀬呂ぉ…!!羨ましいことしやがって…!!」


/ 316ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp