第12章 番外編:Trainig of the Dead
轟「くっ…口田まで…」
緑谷「ゾンビになっても無口だ…」
峰田「ああ〜……」
緑谷「あっ」
赤外「あああ〜!!」
赤外の胸にがっしりしがみついている峰田
緑谷「峰田くん…なんという執念…」
芦戸「ねえ、どうすんの!」
緑谷「とりあえず、ここを離れよう!」
みんなは山を滑り落ちた
蛙吹「ケロッ!」
緑谷「蛙吹さん!」
麗日「『梅雨ちゃん!』」
万偶数「ああ〜」
蛙吹の目の前にゾンビになった万偶数が現れた
万偶数「あああ〜…!」
蛙吹「羽生子ちゃん…」
万偶数「あー……」
蛙吹「羽生子ちゃん…」
万偶数の動きが止まった
緑谷・麗日「はぁ…」
蛙吹「ゾンビになっても私のことを……ありがとう羽生子ちゃん…!私たちずっとお友だ……っ」
青山ゾンビが蛙吹の肩に噛み付いた
緑谷・麗日「あーーー!!」
『梅雨ちゃんまで…!』
麗日「ゾンビになっても仲良しだ…」
芦戸「そんなこと言ってる場合じゃないって!」
オールマイト「ハーッハッハッハッハッ!」
緑谷「この声は…!」
オールマイト「もう大丈夫!なぜって…」
ドォン!!
オールマイト「私が来、ゲボー!!」
『あ…』
芦戸・麗日「キャー!知らない人がゾンビになってるー!!」
轟「行くぞ!」
芦戸と麗日は緑谷を引っ張り、轟はを抱えて走り去った
反対側の山へ登り、穴へ逃げ込んだ
緑谷「轟くん」
轟「分かってる」
入り口を氷で覆った
麗日「ああ〜…一息つける…」
芦戸「疲れた…」
麗日「大丈夫?ちゃん…」
『うん…』
芦戸「服で目擦ったから真っ赤になってるよ…」
轟「緑谷、あのゾンビ個性いつまで続くと思う?」
緑谷「ガスは晴れてたからいつかは消えると思うけど…それがいつになるのか…」
麗日「本当に危なくなったら先生たちが止めてくれるよ」
芦戸「うんうんうん!」
緑谷「『(だといいけど……)』」
麗日「デクくん、ゾンビ映画の主人公たちはどんなやり方でピンチを切り抜けてきた?」
緑谷「それが…大体バッドエンドで…」
芦戸・麗日「えぇっ!?」
麗日「そうなん!?」
芦戸「ダメじゃん!」
ガシャン!!