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私は変態な貴方に愛されたくはないっ‼︎(完)

第12章 部活時間はまだ終わらない…


「……何で距離を置く?」
「あ、いや……べつに距離なんて……」
「春野さん、本当に男性が苦手なの?」
「そ、そんなことないですよっ‼︎」
「そうか、なら問題ないな?」

そう言いながら博臣先輩は私の腕を掴んだ。
私は数秒の沈黙の後……

「きゃあ〜⁉︎ な、何するんですか……やめて下さいっ‼︎」

そう叫びながら私は博臣先輩の手を振り払い部室から逃げ出していた。

「アイツ、かなりの男性恐怖症なんじゃないか……?」
「でも、今まで普通だった気がしたんだけど……何で急に……?」
「……俺が顔を近づけたから、か……?」
「まさかそんなことで……?」
「わからないが……」
「「……」」

華菜が去った後、博臣と秋人はそんな会話を部室でしていた……。

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