第273章 天邪鬼の愛〜真紅〜（15）※R18

ベットは広くて大きくてふかふか。
シーツの肌触りも凄く良くて、私の体に付いていた花びらを少しずつ剥がしてゆく。



「ンッ、ンッ…………凄い。蜜止まんないっ」


「はぁっ、ぁんっ！……そこばっかり……いじめちゃやだぁっ……」



M字に拘束された私は恥ずかしい箇所を全て晒した姿で、苦痛と快感のせめぎあいに耐えかねたように家康の頭を抱えて喘ぐ。



「……いじめてない。こんなに腫れ上がって赤くしてるのひまりでしょ？」



頭がくらくらする。


顔が真っ赤になっているのが自分でもわかって、必死に快楽を紛らわせようと家康の髪をぎゅっと握った。



ぴちゃぴちゃ……



「またっ……ぁあっん！」



ちゅう。っと蕾を吸い付かれた途端に大きくビクンッと跳ねた私の体。痙攣を起こして、何度も引き摺り込まれるように快楽に連れていかれ……ナカはひくひくして、疼いて熱くなる。


呼吸も整える間も無く……
家康がベットサイドから何かを取るのが見えて、慌てて視線をそらす。



そして……



ギシッ！



大きく波打ったベット。



「ま、待って……まだ……ひやぁん！」


「あんな姿、見てたら我慢できないっ」



家康のパンパンに膨れ上がった欲望が一気に入ってきて、最奥でズンッと突き上がった。


ギシギシッギシギシッ！！！



「そ、そんなに激しくしたらっ……」


「ほらっ……もっと奥。擦ってあげる」



必死にシーツに指を食い込ませ、壊れそうなぐらい軋むベット上で大きく跳ねる私の体。



汗でベタベタになった肌。



家康は私の指に自分の指を絡ませると、苦しげに表情を歪ませる。



「くっ！……ハァッ、ひまりのナカ……やばいっ」


「はぁ、はぁっ……壊れちゃうっ……」



子宮の奥を容赦なく擦り上げられて、私の腰は厭らしく上下に動き、その快感を強請る様に甘い声を漏らした。