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恋愛診察2

第13章 大切な人との一年間


暖かい春。

久しぶりに和也君が隣に居ます。

私たちは、ソファを窓際に寄せて日向ぼっこ中です。

「暖かいですねぇ」
「うん」

珍しくゲームの音も聞こえて来ないですし。
静かな日です。

「ねぇあおさん」
「なんですか?」

さっきまで静かだった和也君を見ると
日に当たる横顔が、とても綺麗でした。

いつぶりかな。改めて横顔見たの。

多分、車に乗って、のぞみに行った日ぶりかもしれません。


「あっという間の一年間でしたね」
「そうですねぇ」

そう言って私も和也君と同じ方を見る。
本当にいい天気です。


「会えない日もあったけど、ずっと変わらない俺たちでいましょうね」


「はい!」



何があっても、私のことを想ってくれた和也君。
そんな旦那さんと出会えて、本当に幸せです。



また、春が終わって夏が来て
秋が終わって冬が来る。



いっぱい詰まった一年間。
そしてまた来る一年間。
来年も再来年も幸せでありたいものです。

和也君・・・・・・貴方と。














『恋愛診察2』 end.
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