第10章 告白10 5×10
5人での打ち合わせ
今日は
10周年のための歌の歌詞を持ち寄って
翔さんと私でまとめて 歌にする
まずはみんなで考えてきたフレーズを出しあう
翔「面白いくらいにフレーズが似てるな」
智「ね みんな同じこと考えてんだな」
本当ですね
面白いくらいに持ち寄ったフレーズは似ていて
私たちが何を目指して進んできたのか
明確ですよ
翔「よし じゃあこれを俺とニノでまとめるよ?」
相「よろしく!」
潤「あ あのさ 翔くん」
潤くんが言いかけたその時
翔「みんな 少し時間いいかな」
翔さんが真面目な顔をして言った
潤「あ うん」
ニ「大丈夫ですよ ねぇ 相葉さん」
相「うん」
智「どうかしたんか?翔くん」
私たちはもともと
この場であなたたちに言うことがあったから
時間なんて大丈夫
翔「みんなに聞いてもらいたいことがあるんだ」
少し俯いて
意を決したように 真っ直ぐ私たちを見る
いや 私たちじゃない
おじさんを真っ直ぐ見てるんだ