第12章 甘い誕生日?
仁王「どうだ?」
「大丈夫…」
仁王「そうか、ならもう帰……何しちょる」
「くっついてる」
仁王「少しだけって約束じゃろう?」
「嫌だ」
仁王「ほら、離れんしゃい」
「ん〜!」
仁王「遅くなるぞ」
「雅治は…もう帰ってもいいの?寂しくないの?」
仁王「そら寂しいぜよ、じゃがな…」
「ならまだ……あっ」
仁王「どうした」
「ちょっと携帯が………あ、景吾…」
跡部…?
仁王「メールか?」
「う、うん…後で見る」
仁王「まだ気になるんか?あいつが…」
「なんとも思ってないよ!」
なんで俺は…跡部が絡むとこうも気分悪くなるんかの…情けねぇ…