第10章 好きのかたち
ずっとそばにいたからこそ解ること…
亮ちゃんがどれだけ
私を想ってくれていたか
口には出さなくても
毎日感じてた…
だから今
亮ちゃんが言った言葉が
本心じゃないことも解ってて
私はその嘘に
騙されたふりをするんだ…
今振り返れば
今亮ちゃんの手を握れば
きっと私はまた
亮ちゃんを傷付けてしまう
そう解ってるから…
前だけを見て
ただひたすらに走り続けるんだ…
ありがとう亮ちゃん…
こんな私を
好きになってくれて
ごめんね亮ちゃん…
たくさんたくさん傷付けて
亮ちゃんからもらった痛いぐらいの愛を
誰といても
どんな時も
私はこの先もずっと
全体に忘れないよ…?