第5章 《裏》恋愛初心者【砂川誠】(俺物語!!)後編
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砂川君と結ばれてから、5年後。
教会では、結婚式が開かれている。
今回の私は、結婚式を祝う側。
つまり、凛子と剛田君の結婚式だ。
二人の結婚式にはたくさんの人が来て、私はその中で、
彼氏の砂川君と二人で見守った。
「凛子、結婚おめでとう!!」
凛子「ありがとうっ!!」
凛子は早くも涙が溢れていた。
「こらこら、泣くな~っ」
私はハンカチでちょいちょいと凛子の涙を拭う。
剛田「、ありがとう!!」
「剛田君、凛子をよろしくね!!」
剛田「おう!!」
剛田君は今日も男前です。
砂川「。」
「どうしたの?誠?」
砂川「まず俺たちから手紙の朗読だよ。」
「え、ほんと?よし、頑張ろう!」
そして、朗読や披露宴も終わりに近づき、
私たちは二人の最後を見送ろうとしたーー…のだが。