第3章 黒雪の『林檎ハ如何?』&急な別れ
「!黒雪!!」
芥川くんが叫ぶ。
「しねえええ!!」
もう。女の子にそんなこと殺ってはいけないよ。
「異能力『林檎ハ如何?』」
敵は、急に動かなくなる。
なんとも起きない。
「ははは!何がポートマフィアだっっっっ!!」
男は、私に攻撃を続けようとした時
ドクッッ!!!
男は、自分の心臓がある皮膚の上に手で握る。
「グアアあああ!?なに!!をしたあああ!!」
私は、男と同じ高さにしゃがむ。
「私の『林檎ハ如何?』はね、相手の心臓の部分の血管をいじって殺す能力なんだよ。
ちなみに、おじさんの心臓は、上下逆に殺っちゃったから……ってもう死んじゃった?」
男は、動かない骸になった。