第4章 壱点ホ 遊び〜光秀〜
「いや。花札できるか?」
「花札ですか……?」
花札……
妹によく教えてもらったけど、妹強すぎて勝てなかったな。
「はい。できますよ。」
「では、するか。」
花札が始まった。
〜そして、数時間後
「負けました。」
「なかなか、強かったな。誰かに教えてもらったのか?」
光秀さんは、花札を片付けながら聞く。
「はい。妹が、花札が好きでよく一緒にしてました。あと、百人一首も。」
「ほう。なかなか、すごいな。」
と言って、光秀さんは席を立つ。
「では、またな。」
と言って退出した。
私は、ドドっと倒れる。