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君と紡ぐ100のお題

第1章 blue








さっきまで皆がいたはずの楽屋。


順々に人がいなくなると
さっきまでふにゃ、
と笑っていたはずの彼の目が
急に細まる。




なんとなく空気に耐えられなくなって
「帰ろっかな」と荷物を準備し始めると
その手を掴まれて。




「…何?急に意識し始めたの?」
なんて珍しいことを言う。

「…や、あの、智くん」

「何?問題なくない?付き合ってるし」


とその怪しい視線で
ジリジリ近づいてくる。



「だ、誰か来るかもしれないし」

言いかけた言葉に
ニヤリと笑って

「それはそれで燃えるかも、ね?」



と私に同意を求めるように
いつもの可愛い顔で
服のボタンを1つずつ外して


「…油断したが悪いの」と
そのまま私の膨らみに顔を埋めて
キスを落とす。










END.




「…さ、と」
「…声は、我慢…ね?」

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