
第4章 夏と言ったらプール!

薫side
まだ知り合って1週間、こんなにも恵理を好きになるとは思わなかった僕
森先輩にジュースを飲ませた時もそうだった
光が恵理を引っ張りプールへ入った時は嫌な気持ちになった
恵理から目が離せなくって誰にも触れさせたくない
ハルヒからプールへ行けと言われて恵理達と合流した時も光と恵理の距離が近くって今すぐにでも2人の距離を離したかった
恵理から部活話になった時、一瞬だけ僕て光は焦った
なんせ、ハルヒの借金やホスト部だと言ったら嫌われる引かれると僕は思った
その後、ハニー先輩、森先輩が、来てプールから上がる話をしていたら光も上がると言い3人が上がって、恵理と2人っきりになった
2人っきりになれたと思ったら少し沈黙が痛い
恵理が好きな人の話になったときある人物の名前が出て来た
『荒井君』軽井沢でハルヒに片思いしていたら彼だった
恵理が中学時代に好きだったやつだと知ったとき胸がチクっと痛かった
まだ好きなんじゃないかって思ってしまった
なぜなら懐かしそうで悲しそうな顔をしていたから
だから思い切って聞いてみた
「まだ好きとか?」自分で聞いといて胸が締め付けられいたかった、傷ついてるなんて情けないと思った
でも、そんな痛みを恵理の言葉で一瞬にして消えた
『今は普通に友達として好き』
良かった…もう好きじゃない
恵理が『薫はどんな子が好きなの?』と聞いて来た
僕は「恵理が好きだよ」って言いそうになった
だから『恵理見たいな子が好きだよ』っと言ったら恵理は真っ赤になって胸がキュンとした
可愛くって少し意地悪をしたくなったから、優しく壁ドンをしたら更に真っ赤になっる恵理は僕をまたキュンとさせる
可愛いけどそろそろ解放してあげた
恵理は『もう!薫の意地悪!仕返しだぁ』と言って僕の頬にキスをした
反則だ!嬉しくって抱きしめたくなったけど我慢をした
恵理に可愛いって言われたけど嫌な気はしなかった
お返しに俺も恵理の頬にキスをした
お互いに恥ずかしくプールから上がり皆のとこへ向かった
僕は今日でもっと恵理を好きになった
天然で少し毒舌で小さくって可愛い、守ってあげたい
いや、何があっても僕が守る
誰にも渡したくないし、譲りたくもない…
殿の仮の婚約者でも、仮にも光が恵理を好きになっても渡したくない…
渡さない…
本当に好きなんだ
大好きなんだ
恵理が大好きだよ
