第44章 番外編 2022
相「じゃあねおーちゃん翔ちゃん また来月!」
ニ「お邪魔しました」
潤「また来月ね 今度は鍋食いたいな(笑)」
智「準備しとく(笑)」
3人が帰って
リビングを片付けながら
智くんが鼻歌を歌い出す
今日が楽しいものだったとわかる
軽快な 澄んだ通るあの声で
翔「楽しかった?」
智「そりゃあ楽しかったよ やっぱりあいつら なんだよなぁ」
楽しいそうな その鼻歌は
だんだん鼻歌の域じゃなくなってきて
翔「よし 俺ピアノ弾く 何がいい?智くん」
智「伴奏入れてくれんの? 」
翔「久し振りにあなたの本気の歌聞きたい」
買ったのよ うちに仕入れたのよ ピアノ
智くんが少しでも音に携わっていられる様に
まぁ 専ら俺が弾いて智くんが歌うカタチだけど
それでいい
智くんが歌を 音楽を忘れないでいてくれるなら
智「翔くん何弾ける?」
翔「そうだなぁ あなたのソロなら大体弾けるよ?」
智「じゃあ Rain」
翔「オッケー」
軽くステップを踏みながら
柔らかな 透き通る様なあの声で 歌い始める
智くんは 戻ってくる
俺が そう確信できる瞬間