• テキストサイズ

俺たちのSong【気象系BL】

第39章 大切なもの



翔「大丈夫 キャスターの勤めだと思ってる あなたこそ考えすぎないで? それこそなるようにしかならないんだから」
智「ん」

ニノは落ち込んだままだし
大野さんと翔くんは少しピリピリしてるし

なんか どうしていいかわかんなくて
お土産に グラスフェッドビーフの塊を渡した
とりあえず うまいもの食って
元気になってくれればいいなっ て

その次の日
朝から太一くんが謝罪
山口くんが 単独で記者会見

そこから 小山 中丸 マルがそれぞれの番組でコメントを出して
TOKIO4人の記者会見

見てられなかった

あの日 相葉くんが連絡していた長瀬くんは
仕事で海外に行っていて
帰ってくるなり この件を聞かされた

太一くんも あんなにふざける人なのに
目を潤ませて 必死に話してる

松兄は 山口くんの全てを否定するかの様に
でも 慕ってきた兄貴だからか
涙を堪えることもなく 

城島くんは 言葉を探しているのか
ひとつひとつ ゆっくり 答えてた

びっくりしたのは
メンバー誰一人として
山口くんの復帰を 望んでない

俺達よりも長い時間 一緒に歩いてきたのに
戻れるなら戻りたい って言った山口くんを
甘えてる って

俺達なら どうだろう
もし もし俺が 山口くんと同じ事をしたら

みんなは 俺を受け入れてくれるの?

逆に言うと
それを許さないくらい

山口くんのした事は 重い 事なんだ

/ 448ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp