第33章 歌番組はいつもわちゃわちゃ

風「翔くんとドライブに行きまして　俺が運転で兄貴が助手席に｣

やっぱりきたよ　菊池の翔ちゃんネタ
ほら　おーちゃんの口が尖り始めた

智「なんでわざわざ助手席に乗んだよ｣
翔「2人で俺が後ろに乗ったら不自然でしょうよ　｣

この話　ちょっと前に楽屋で話してた
確か　翔ちゃんと菊池がご飯に行くって
休みなのに置いてかれたおーちゃんが拗ねて
松潤連れて飲みに出たはいーけど
おーちゃんが酔っぱらって大変で
松潤が迎えに来てって　翔ちゃんに電話したんだ
もう飲んじゃってた翔ちゃんの代わりに
菊池が運転して行ったんだ
痴話喧嘩に巻き込むな　って
松潤が嬉しそうに話してた

2人の痴話喧嘩は俺らにとっては　嬉しい事だから

だって　
喧嘩するほど仲がいい　って　言うでしょ

夫婦漫才してるみたいな　2人の痴話喧嘩
見てると　癒されるんだよなぁ

翔「俺が後ろに乗ったら　あなたが助手席になるでしょう　他の男の助手席に乗るなんて許さないからね｣

翔ちゃんが　小さい声でそう言うと
おーちゃんの顔が　ふにゃりと笑顔になって

翔「わかった？　この話はもうおしまいね｣
智「ん｣

翔ちゃんが言う　天使の微笑み

俺には　ニノちゃんのはにかんだ笑顔のほうが天使に見えるけどね