第19章 行きつけの店

智「おいらなら大丈夫だから　心配すんなよ」
潤「え」

ふいに言われた一言に
思わずキョトンとする

智「おいらには翔くんがいる　お前らもいる　潰れたりしねーから」
潤「大野さん」
智「気が付かねーかもしんねーけどけっこう癒されてんだぜ？お前らに(笑)」

この人は　
そうやって　いつもふんわり微笑んで
俺たちの不安や心配を消してくれるんだ

守らなくちゃ　って肩肘張る俺たちとは対照的に
ふんわり　優しく守ってくれてるんだって
改めて気付かされる
ホントに　凄い人だよ

智「松潤　誕生日プレゼントなにがいい？」
潤「なに　いきなり」
智「髭反りは翔くんがやるだろうから　おいら何にしようかなーって」

俺が欲しいもの
そうだなぁ

潤「じゃあ　リノベーション完了してからでいいから俺の誕生会としてみんなであそこでパーティーしてよ」
智「あそこで？」
潤「そう　行けつけの店で(笑)」

俺が心を許せるメンバーと
あったかい　楽しい時間がほしい

これからも　この先も　ずっと
みんなに祝ってもらえたら



END