第1章 出会い
「俺は怪異さ
学園七不思議が七番目
『トイレの
花子さん』
はじめまして」
自称花子さん という男の子は にっ と笑う
でも…
「あなたが花子さん…!?
そ……」
私は深呼吸をする…
「そんなのうそでしょ!?
だっ だって!
おかっぱじゃないし、赤いスカートでもないし!!
さらにさらに男の子だし!?」
あたふたと説明すると…
「だってさー
そーゆーの流行んないんだもーん
あっ!
花子くんって呼んでもイーヨ」
彼は にんまりと笑い、ピースする
『おばけに流行りとかあるの!?』
とツッコミそうになったがおさえる