幼馴染だからってやっていいことぐらい解れ【気象系】R-18
第1章 はじめまして
「え、きにいった?きらいだったのまちがいなんじゃ」
「え、そんなわけないじゃん。きみをみるおれたちまどがらすに
うつってるけどみんなめがハートだよ」
二宮君と同じ組の相葉君が窓ガラスを指差した。
私は、じっと窓ガラスを見つめた。
だが、なんの変化もみられない。
「それで、みんななんでめがハートなの?」
「きみのことが、いやななこちゃんがすきだからだよ」
「おれらぜんいんね」
カツオ組の松本君が声をだした。
彼は入園式から、かなりの数の女の子に言い寄られていた人物。
5人共整っているが、彼の顔は同じ歳ぐらいの女の子に好かれそうな顔立ちをしている。
5人の中では一番モテている子だ。
そんな子と、4人に?
私なんかを好きだって?
嘘くさい。